雑感

書くことをサボってきた人が何か書く

15/08/26 なぜ読むのか

涼しい、どうやら明日は最高気温が上がるようで…30度まではいかないようだけれどちょっと嫌だなあといった感じ。 日付を超えてしまったので日付をいじって投稿…

読書について

ライフハックとかそういった話題の中でよく見るのが「読書してもアウトプットしないと意味ない」という話。 確かにアウトプットに何かが現れないと読んでいる意味が無いという主張はわからなくもないけれど、 インプットだけでも十分で、そのうち適当なタイミングでアウトプットされたりするから良いんだみたいな反論があったりしたりして…

自分としては本のジャンルに寄るでしょみたいな月並みな反応もあるんだけど、 美術館に行く前にその美術に関する勉強をしてから行くと楽しいよねって感覚で読書してる。 世間では日々色々なことが起こってそれがインターネットとかに大量に流れている訳だけれども、それを面白く読み取る為に…みたいな。

まあなんにせよこれらの論調に同調するならばしっかりインプットは出来てないといけないって事になる。 で、最近参考になったエントリーがこちら

後半にインプット法が書いてあるんだけれど、個人的には前半が刺さった。

しかし元々「知らないことは嫌だ」というネガティブな動機付けから始まった企てだから、何かを学んでいても、すぐにまだ学んでいない別の〈知らないこと〉が気になってくる。しかも知らないことは各方面に山のようにあるから、結局どれにも身が入らず、ぐるぐる回っているうちに、ほとんどどっちにも進んでいないことに気付いて、過ぎた歳月をうらむことになるだろう

まさに最近これに近い状態になっていて、後半に書かれているような読書をしないといけないなあと思った。
技術書なら節毎にまとめたりとかもしていたけど、普通に読んでる本だとノンフィクションでも特に何も書かずにいたから、ちょっとしたメモから初めてみようかなあと思ったり。

ただ必ずしもしっかりインプットしなければならないわけではなく「知る歓び」を感じる事が目的であったりするし(そこにある論理の美しさとかね)、 小説なんかはインプット目的で読む事は少ない (教養として読んでいなければ…とかあるけどそこまでは…)。

だらだら書いていたら何を書いているのかわからなくなってきたので最後に自分が小説を読む目的を非常に良く表現している文を引用して終わり。

文学は、人生のエミュレーターである。
一度しかない人生を、一度きりにさせないために、文学はある『ストーナー』: わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる